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きりんDiary – 大西ゆうきのブログ

亀田流ヒット曲の秘密

gekiteki3hours

2008年の劇的3時間SHOWという無料のイベントで亀田誠治さんのすばらしい講演会に行った時のメモがあったので、忘れないうちにメモしておきます!

平井堅などのプロデュースや東京事変のベーシストで有名で最近では僕の好きなBankBandでベースシストとしても参加していて個人的にとても尊敬している人の一人です。プロデューサーを言うとなんか無口で怖いイメージがあるけれど、亀田さんはとても温和でとってもいい人でしたよ。

ではでは、まずは

ヒットに必要な3つのチカラ

アーティスト、楽曲、プロモーションの3つの力が揃った時にヒット曲は生まれる。

Ⅰ アーティストパワー

声のオリジナリティ

上手い下手ではなくて個性的な声を持っていることが重要。

フレッシュネス

若さ。若さだけではなくて、『若いのに○○がすごい』など何か優れているものが一つあるだけで違う。

ビジュアル

もちろんビジュアルは大切。

ん〜これは確かに。日本ではあまり重視されていないけれど、アメリカなどのPublic Speakingなどでもビジュアルは説得力のあるスピーチをするためのポイントとして普通にビジュアルも重視されているからなぁ。

リアリティ

いくらずば抜けた技術があっても、自分とまったく違う世界だったら共感できない。リアリティはJ-popにおいてのヒットのポイントだろう。

等身大のリアリティの他にたとえば今までの過程なども聞き手の共感を生む。

Ⅱ 楽曲パワー

メロディーとコード

僕はアーティストの作った曲を全面的に変えたりしないけれども、プロデューサーの立場としてコードとかはこっちの方が良いっとよく提案する。

その時、平井堅さんの曲とかを実際流して説明してたけど、すごい上手いアレンジされているなあと思った。日本人好みの進行ってあるよね。dimとかの半音の動きとか僕を含めてみんな好きだと思う。

歌詞のツボ

テーマは恋愛に関することがほとんどだけど、人生を応援してくれるような場合も多い。

時代にリンクしたwordを取り入れたりもする。小物による描写がポイント。(たとえば留守電→ポケベル→携帯電話のように時代に合わせて変わって行く。)

アレンジ

アレンジについてはイントロがとってもとっても重要で一番重視している。

あえてイントロ無しというのも良い。

アレンジについては、オルタネイティブな見方(逆転の発想ができる)ことがプロデュースをやる上では大切。

Ⅲ プロモーションパワー

映画のタイアップ

映画の場合はイントロが勝負。曲はその映画の代名詞となるくらい力をいれる。

TVタイアップ/CMタイアップ

テレビの場合は『時間』との戦い。

TVの場合は90秒〜3分に、CMなら30秒の間に聞き手を心を引きつけなければならない。

っということはサビが勝負。

 

 クリエイティブとは

“クリエイティブとはいろんな人のそれぞれの立場からアイデアを出し合って束ねた集合体。

すべてが自由ではない。自由なだけではアイデアがただ集まっただけのものにすぎない。”

作業には締め切りがある。締め切りを守ってこそプロ。

 

ヒットする曲を作るといっても華やかな立場ではなくて、こつこつした小さな作業がほとんど。けれども、こうした小さな作業はプロでやっていく上での大切な力になる。

1つ1つは小さな作業で、実際やっていると不安になることもあるかもしれないけれど、自分の感覚を信じることが必要。

 

以上が僕のメモ。実際はいろんな曲を聞きながら解説していて、めっちゃ納得させられました。

たしかにこうやって書いてみるとそんなの知らなかったーなるほど!ということではないけれども、基本となる大切なポイントだと思う。

自分ではわかっていても、音楽を続けて行くとだんだん忘れてしまいがちなんだろうな。


Jpop3人組ユニットFisBlockのデビュー曲"Start"
アレンジの一部を担当。


JoyousGurungはネパール人のポップシンガー。ルームメイトがプロデュースしているのですが、僕はタイトル曲"Saath"のストリングスアレンジをしました。